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有馬温泉 日本3古湯の一つ
温泉町 
兵庫県神戸市北区有馬町                          2010年6月18日(金)訪問       地図
神戸電鉄有馬線有馬温泉駅下車すぐ
湯本坂の温泉の佇まい 有馬温泉は、631年に舒明天皇が約3ヶ月滞在したことが日本書紀にも登場する、最古の温泉と云われている。 奈良時代には僧行基が温泉寺を建立した。平安時代に入ると有馬温泉はますます栄え、多くの詩歌に読まれ愛されるようになる。
 ところが1097年、大洪水で有馬が被害をうけ、以後100年近くも有馬はほぼ壊滅状態にあった。これを仁西という僧が温泉を整備し、薬師如来を護る十二神将にちなんで十二の宿坊を建てます。有馬温泉に「坊」の付くホテルが多いのはそのことに由来している。

 古い町並みが残されているのは、湯本坂と呼ばれる旧大阪街道の辺りで、石畳で舗装されたとおりの両側に、商店などが屹立して、あまり広くない通りなので空を追い隠すような町並みになっています。この辺りには外湯めぐりの「金の湯」がある。温泉寺もこの一角に程近いところに位置する。

 有馬温泉の天神泉源は、湯本坂にある赤いポストのわき道を入ったところ、天神社の境内にある。この他、御所泉源、妬(うわなり)泉源等も点在する。水蒸気を上げて温泉気分を掻き立てている。

湯本坂の炭酸煎餅の老舗 天神泉源 御所泉源
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