奈良県宇陀市榛原区萩原 近鉄大阪線榛原駅下車 2009年11月30日(月)訪問予定 地図
本居宣長が宿泊したという旅籠「あぶらや」が遺構として残っています。あぶらやが建っている札の辻という三叉路までは駅から約5分くらいで行ける距離です。札の辻は、東に阿保越えの道、南北に伊勢本街道と伸びる三叉路になっている。大きな石の道標が立っています。
あぶらやのすぐそばに、文政11年戌子建立の常夜灯が残っています。常夜灯のそばの家屋は、間口の広い厨子二階の古い建物です。
札の辻から阿保越えの道を行くと、国道165号線を超えます。この国道165号線は初瀬街道と呼ばれています。阿保越えの道では古民家が新しく建て替えられた建物の中に散在しています。登録古民家の奥田家住宅にはアンドン看板が屋根に上がっていました。