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織田家十代の城下町 柏原町

兵庫県丹波市柏原町  JR福知山線柏原駅下車、徒歩5分  2009年12月16日(水)訪問 地図

柏原の町並み 柏原藩は織田信包(信長の弟)が慶長3年(1598年)にこの地に就いてから、一度廃絶した後元禄8年(1695年)信長の次男信雄の子孫が再び治めるようになり、以後10代にわたって柏原を統治しました。丹波市柏原支所前に織田神社があり、町の外れに織田廟所がひっそりと織田家の代々の当主を祀ってあります。

 町の佇まいに城下町の風情が残るような工夫が凝らされていることもあって、古い町並みがそれほど保存されていないにもかかわらず、城下町の姿をとどめています。柏原藩の陣屋跡には、陣屋の正門としての長屋門があって、正徳4年(1714年)に建てられたものです。陣屋の建物は焼失したあと、文政3年(1820年)に再建されたものです。
 古い建物は散在して残されています。陣屋跡の前の道を南に下がった駅前に出る東西に延びている道に、比較的家並を形成した町並みを見ることができます。

 この柏原の町は2006年9月17日に一度訪れています。ぼけ封じ近畿十楽観音第十番の常瀧寺を訪問した時、バスの時間待ちで思わず時間が出来たために町歩きをしました。今回は、生野町と竹田町を歩いた後に立ち寄ってみました。「木の根橋」の写真をきっちりと撮ってくるというもう一つ別の目的もあって再訪しました。


長屋門
(2006/09/17撮影)

陣屋の正面
(2006/09/17撮影)

太鼓やぐら

武家屋敷

修復中の陣屋
右は長屋門
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