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堅 田 水運を主体にした自治都市として栄えた、湖族の郷
町並み分類:港町
文化財:居初氏庭園(国指定名勝)
公開施設:湖族の郷資料館(有料)
滋賀県大津市本堅田町・今堅田町                     2010年03月15日(月)訪問       地図  
JR湖西線堅田駅下車、駅前から江若交通バスの堅田町内循環線に乗車約6分、出町バス停下車。 
今堅田1丁目の町並み 堅田の町は、南湖と北湖を分ける琵琶湖で最も狭いところの西岸に位置している。位置的には京都の外港にあたり、平安時代から重要な役割を担ってきた。

 中世の頃から江戸時代にかけて水運や漁業に特権を持ち、堅田衆と呼ばれる湖族が自治都市を形成していた。他の土地の漁師のように漁場を決められていたのと違って、湖を自由に通行できる権益を与えられていた。

 そんな堅田には早くから神仏思想が流入し、多くの寺社が建立された。南北2kmの湖畔の地域に、六社十ヶ寺が現存している。中でも、浮御堂がある満月寺、蓮如ゆかりの本福寺、一休が修養した祥瑞寺などは有名です。
 自然と多くの文人墨客がこの地を訪れていることはうなずけるところです。  

湖族の郷資料館 浮御堂(登録有形文化財) 本堅田2丁目の呉服店
居初家 出島灯台 出島灯台の近くの民家
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