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尾 崎 和泉から四国・淡路への港
町並み分類:漁村集落・街道集落
文化財:成子家住宅主屋・土蔵など(国の登録有形文化財)
大阪府阪南市尾崎一丁目・2丁目・3丁目                  2009年4月18日(土)訪問      地図 
南海電鉄本線尾崎駅下車、徒歩約5分 
 尾崎の町並み駅を降りて府道の尾崎北の交差点まで歩く。ここまでおよそ3分くらい。信号を渡ると浪花酒造の建物がある。この辺りから歴史的建造物が見られる。
 この地は、海に面したところで、四国への海路としての港でもあった。漁業を中心にして発達していたが、街道の機能を併せ持ち、紀州徳川家の参勤交代の道筋として、多くの人の往来もあり、商家や旅籠も建って栄えていたところでもある。

 往時をしのばせる建物として、街道筋には浄土真宗西本願寺尾崎別院が、白壁の塀をめぐらせて、重厚な佇まいを見せている。街道を少しそれて浪花酒造の建物が残されていました。街道の2本先の道はもう海岸べりになっています。

 浪花酒造(成子家)は江戸末期から操業を続けている酒蔵で、1916年(大正5年)建築の本宅とほぼ同時期に建てられた酒蔵が国の登録有形文化財に指定されています。

尾崎2丁目の町並み 浪花酒造前 浪花酒造のある通り
浪花酒造本宅 尾崎2丁目 尾崎別院
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