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重伝建選定 1984/12/10

東海道屈指の宿場町 関宿

三重県亀山市関町  JR関西本線関駅下車徒歩5分  2006年11月25日(土)訪問

関宿の町並み この町のことは、愛染明王霊場巡りのページでも説明しましたように、宿場町としての関町を見るために訪れたのではありませんでした。第10番の関の地蔵(宝蔵寺地蔵院)を訪問して、偶然に出会いました。一歩町並みに入ると江戸時代にタイムスリップしたような錯覚に陥り、愛染明王霊場巡りだけではこの町は素通りできないところだと思いました。滞在時間を約2時間取っていましたけれども、思わず足早になりました。要所要所ではイラスト案内図を照合しながら写真を撮り、説明書きを読みながら時間をかけて見て回りました。東追分-これより西へ1.8kmの町並み
 ここ、関宿は東海道の47番目の宿場町で、東海道の宿場町として唯一歴史的な町並みが残っているところとして重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。東追分から西追分の間、約1.8kmに亘って古い町並みが続いています。時折、車の往来もありますが、人の行き来もそれ程無くてゆっくりと町並みを見学できます。
 町家1には店先に取り付けられた
揚げ店や用水桶の後の柱に馬つなぎの輪金具、二階前面の塗籠土塀虫籠窓が見て取れます。町家2には庇の下に幕板が取り付けられています。鶴屋の座敷前には千鳥破風が取り付けられていて格式を示しているのだそうです。また、屋根の上には漆喰細工の縁起物が置かれているのが目に付きます。


町家1

町家2

置屋

旅籠鶴屋

漆喰細工−虎

漆喰細工−亀

漆喰細工−鶴

地蔵院前の店
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