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道後温泉 日本3古湯の一つ、湯の町
町並み分類:温泉町
文化財:道後温泉本館(国の重要文化財、近代化産業遺産)
公開私設:道後温泉本館(有料で入浴可能)
愛媛県松山市道後湯之町                            2010年1月12日(火)訪問        地図 
JR松山駅下車。駅前から伊予鉄道市内線道後温泉行きで約20分 
 道後温泉は、日本三古湯の一つに数えられる歴史ある温泉です。その名は、日本書紀や風土記にも見られるという。寛永12年(1635年)松平定行が松山藩に入ってから、温泉の経営が始まり、発展を遂げてゆく。道後温泉本館は、初代町長に就いた伊佐庭如矢が、老朽化していた温泉施設を、巨額の資金を費やして建設したもので、今では道後温泉の顔となって、多くの観光客を呼んでいる。

 道後温泉本館の掲額温泉街は、この道後温泉本館を中心に展開している。市内電車の道後温泉駅までは商店街があって、土産物屋が軒を連ねている。ホテル・旅館は道後温泉本館の北側と東側に集まっている、かっては南側の歓楽街には風俗店と安宿など並んでいたようだが今は景色が一転している。
 何十年も前のことになるが、松山へ出張したときに、道後温泉に宿をとって4〜5泊位したことがある。通りの突き当たりに、神社だったかお寺があって、境内へ続く階段があった。記憶を頼りに探してみたが、先にも書いたような次第で、今はもうその町並みを確認出来なかった。道後温泉又新殿

道後温泉本館
 道後温泉のシンボル的な存在。明治27年に建てられた。木造3階建て桟瓦及び銅板葺で、明治32年竣工の皇族入浴用棟である又新殿・霊の湯棟が本館の裏側にあたる東側に増築されている。皇室の方の専用浴室を持つ共同温泉施設としては類を見ないものになっています。御成門を持った格式の高い建物です。
 平成6年に国の重要文化財に指定された。

道後温泉本館 道後温泉駅駅舎 水口酒造本店(喜多町)
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