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白鳥神社の門前町 白鳥

香川県東かがわ市松原  JR高徳本線讃岐白鳥駅から徒歩8分 2009年12月26日(土)訪問 地図

白鳥の町並み(猪熊邸の東側) 白鳥はかっては白鳥神社の門前町として栄えたところで、京都から招かれた猪熊家が代々神官を務め、以後歴代藩主の庇護を受けて門前町が発達した。
 白鳥神社の東側に猪熊邸が残っています。主屋は寄棟造りの茅葺でです。今はトタン屋根で覆われています。主屋を囲んで切り妻造り本瓦葺の表門と、寄棟造り本瓦葺の長屋門があります。県の文化財に指定されています。一般公開されていますけれども、事前申し込みになっていて、土日祝に限定の公開になっているようです。

 白鳥の町並みは白鳥神社前の東西の街道沿いに点在している程度で、何年か前には現存していた家屋の写真は、今はその姿を変えていたり、朽ち果てた状況になっていたりします。その意味でも白鳥の町には家並が形成されているところがないといってもいいと思います。
 街道の一つ北側の猪熊邸に通じている道の両側に、古い家屋の町並みが残されていました。左の写真が、家並の写真として撮ってきたうちの一枚です。

 この町は明治になってから手袋の生産で再び活気が出た町で、今も手袋の故郷として生産が続いています。町のあちこちに手袋を製造または商売としている建物が目につきました。手袋の生産では全国一の町です。また、白鳥神社境内には、御山と云う日本で1番低い山があるらしい。滞在する時間が少なくて認することが出来ませんでした。


猪熊邸長屋門

猪熊邸表門
赤いのは主屋の屋根

道沿いの家屋

屋根が本瓦葺から
新建材に変わっている

荒れるに任せた無住の家
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