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高松市香西 高松藩の藩港として長く栄えた
町並み分類:港町
香川県高松市香西本町                      2010年8月5日(木)訪問               地図
JR予讃線香西駅下車、北西に徒歩約18分。 
 愛染川の船溜まりのそばの町並み香西の駅を降りて踏切を渡って歩く。しばらく行くと、本津川という川に出る。これを渡って更に5〜6分歩くと、小さな川(愛染川)がある、この川の手前を右に折れて川沿いを歩くと、古い建物が残っている一角に出る。
 愛染川がここから川幅を少し広げて、今は船溜まりとなっている。漆喰塗込の規模の大きな建物が数棟、当時の面影をとどめている。平入り建物に蔵を持った建物は、町の往時の発展の痕跡を今に伝えている。寄棟造り、厨子2階、虫籠窓を持つ

 本津川を渡った先は、香西本町という現在地名になっていて、この辺りには寺社がたくさん建っていることからも、町の中心を形成していたものとおもわれます。古い佇まいの建物こそ少なくなっていますけれども、交差点の角には、一階が改装されているけれども、厨子二階に虫籠窓を持つ、入母屋屋根の商家風の家屋も見られます。

切妻平入り家屋 屋敷塀が向き合う通り 蔵を併せ持つ切妻平入り家屋
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