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JR只見線に乗って
 
 只見線は小出駅(新潟県魚沼市)と会津若松駅(福島県会津若松市)を結ぶ、全行程135.2kmの路線である。途中36駅を含む全38駅がある。小出からは上越線の上り高崎、下り長岡へ接続している。一方、会津若松からは磐越西線の上り郡山、下り新潟へ接続している。途中の西若松から会津鉄道、野岩鉄道を経由して、東武鉄道に接続して東京の浅草まで結ばれている。
 全線開通するまでは、小出−大白川の間が只見線、会津若松−只見の間が会津線として営業していた。1971年に途中に田子倉駅を新設して全通した。
 上りの始発駅となる小出駅は魚沼市の中心駅で、駅舎裏手を流れる魚野川にかかる橋を渡ると町並みに出る。昼下がりの市街地は車も人も少なく、閑散としていた。魚沼市は平成の大合併(平成16年)で誕生した新しい市で、それまでは北魚沼郡の6町村として存在していたところで、魚沼コシヒカリ、新潟県中越地震(平成6年10月)でも有名になったところでもある。  

小出駅

小出駅只見線ホーム

小出駅裏

魚野川

魚沼市内

会津川口駅入場券
 
 この日に乗車したディーゼルカー小出を出発した2両編成の列車(ディゼル車)は、冷房のない天井に扇風機が回っている極めて旧式のもので、窓も手動で開け閉めができるものでした。いかにもローカルな車両です。16:08発のこの列車(434D)は、なんと4時間46分をかけて会津若松まで運転されている。
 途中、大白川駅で約7分、只見駅で27分、会津川口駅で21分、会津坂下駅で約3分と長時間の停車をしながらの、のんびり運行です。会津若松に着いた頃にはとっぷりと日が暮れていました。これだけの時間をかければ、東海道新幹線「のぞみ」なら大阪−東京をほぼ往復できる。
 会津川口駅で久しぶりに入場券を買ってみました。その昔、入場券を買いに行くのを一つの目的にして、列車旅をした思い出がある。

只見駅

只見駅ホーム

会津若松駅標

会津川口駅改札

会津川口駅

会津若松駅

 

 

 

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