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如意の渡し 運営:伏木港湾交通    乗船賃:200円
渡る川:小矢部川約2分
船名:如意の渡し丸           運航歴:2009年8月2日をもって廃止
富山県高岡市伏木−射水市庄西町                      '08/01/08(火)訪問            地図
JR氷見線伏木駅徒歩約4分、または万葉線中伏木駅徒歩約2分
 如意の渡しは、かっては六渡寺渡・籠の渡しなどと呼ばれていた。義経が東北に落ち延びる時この渡しに乗船しようとして、渡守に義経であることを見破られる。その時、弁慶が主君である義経を扇で打ち付けるという機転を働かせて、その難を逃れて無事に乗船できたといわれている。
義経と弁慶の像 その情景を現している義経と弁慶の像が、如意の渡しの伏木側(高岡市)の乗り場のそばに建てられている。

如意の渡しの六渡寺側乗り場(無人) 渡し船はJR氷見線の伏木駅から4分くらいの所に伏木側(高岡市)の乗り場があり、小矢部川を対岸の六渡寺側に渡る。六渡寺側の最寄り駅は万葉線の中伏木駅で2分ほどの所にあり、こちら側は射水市である。
 船は乗務員2名を含めて18名定員の客室を備えた小型船です。日中は15分毎に運行していて約2分の乗船時間です。JR氷見線と万葉線高岡軌道線の運転時刻などを調べて訪問すれば、それほど辺鄙なところでもないのですぐに行ってこれるところにあります。ただ、渡し船に乗ること以外の目的を持って行くところではない。

 余談になるが、如意の渡しには如意(物事が思い通りになる)の渡し(Pass)ということから、「試験などに思い通りに合格する。」と縁起のいい名前であり、お守り様のものが伏木側乗場で販売されています。400円でした。因みに六渡寺側乗り場は無人です。

 渡船とほぼ同じ位置に伏木万葉大橋が開通したことにより、2009年8月2日をもって廃止された。('10/06/24追記)

船は伏木側で待船している 船から伏木側乗場 万葉線中伏木駅への案内板
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