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下関新地 港町下関のかっての歓楽地
町並み分類:遊郭・花町
下関市伊崎町・新地西町・新地町・上新地町                2011年5月25日(水)訪問        地図
JR下関駅下車、徒歩約5分 
 新地町の町並みこの界隈は、その昔に花街遊郭などで賑わった。下関駅の北側500mくらいの所に位置している。国道191号線の伊崎町交差点を左に折れて、すぐに北に上る道と、その一つ西側の路地のような細い道に新地の町並みが残されている。
 当時の面影を色濃く残して居るわけでもないが、建物の外観に、かっての色町の風情を感じさせるくらいのものはある。細く入り組んだ路地も更にその様子を増長させるものがある。

 格子戸の残る建物、二階に手摺りを残すもの、建物の玄関部に千鳥破風の屋根を掛けたもの、細かく細工された窓を残すものがあって、昭和初期あたりの色町の風情を感じさせる。細い路地に、タイル張りの外壁の建物を見つけた。この建物は今もまだ現役の銭湯を続けています。

 下関は明治維新に活躍した高杉晋作もその足跡を残していて、ここ、下関新地にも縁の物が見られる。追っ手から身を隠したというひょうたん井戸は、新地町の路地の置くに今もその姿を残して居る。終焉の地といわれる元の建物あとには碑が立てられていました。
 小倉城からの戦勝品として持ち帰った大太鼓が、厳島神社境内の太鼓櫓に奉納されている。また、萩藩の新地会所跡がこの厳島神社の参道脇にあります。

新地西町 新地西町 新地西町
新地西町/伊崎町路地 新地西町/伊崎町路地 新地西町(国道191号線)
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