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水陸の要衝 敦賀

福井県敦賀市相生町ほか JR北陸本線敦賀駅下車徒歩約15分 2009年11月3日(火)訪問 地図

川崎町の町並み 敦賀は水陸の接合の地として港町として栄えたところ。古い町並みを残しているのは敦賀港の近くで、JR敦賀駅から徒歩で15分くらいの相生町の辺りに見られます。相生町に隣接した川崎町・結城町・松栄町にも風情ある町家建築や土蔵、洋風建築などが散在している程度で、家並ん形成しているところは少ない。 

 相生町の敦賀港に近い場所に、運河(旧笙ノ川)を背にして敦賀酒造が残っています。1624年(寛永元年)創業となっています。主屋は間口を約6.5間で妻入の入母屋造桟瓦葺2階建です。1階の軒下に酒林がさがっていて、その下に古い井戸が残っています。
 敦賀酒造の前を東に約200m山車会館までの通りに比較的古い建物が見られます。古い町屋を改装した「紙わらべ資料館」が創作和紙人形の展示をしています。旧大和田銀行の洋風建物は近代敦賀港の発展に大きく寄与した大和田荘七が建てた銀行跡で、敦賀市の博物館になっている。

 運河を超えて西側では、橋をわたって延びる道沿い、ひとつ南側の闇加川(敦賀城の外堀跡)に家並が形成されています。運河の橋を渡ったすぐのところに、ベンガラ色の壁を持った建物があって、銭湯(千鳥湯)として今も営業を続けている。


川崎町

結城町

敦賀酒造の酒林

敦賀酒造

相生町
正面に敦賀酒造

市立博物館
(旧大和田銀行)

相生町
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