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香美町香住 応挙寺で知られる町
町並み分類:宿場町
拝観施設:大乗寺(応挙寺) 有料
兵庫県美方郡香美町香住区森                       2010年8月20日(金)訪問       地図
JR山陰本線香住駅下車、全丹バス村岡行で約5分応挙寺下車。徒歩約20分。 
 応挙寺の前の佇まい香住には有名なものが沢山ある。冬に水揚げされるズワイガニ、香住の町を跨いで渡る山陰本線の餘部鉄橋、そして、応挙寺として有名な大乗寺のある町です。そのために、全国的にその名が知られているところではあるが、この町が、港を持つ宿場町であったこと知る人は、それほど多くない。

 町並は、駅の南側を走る県道の4号線の両側で、豊岡街道の宿場町として、今も街道沿いに旅籠の面影を残す建物が、それほど多くはないが残されている。香住の銘酒「香住鶴」の蔵元もあります。
 香住鶴の家屋玄関には、酒林がつるされていますが、今はこの場所では酒造業をしていないようで、場所を代えて操業しています。
 餘部新橋丸山応挙の作品を多く収蔵している大乗寺は街道に面して立派な山門を持った寺です。応挙の作品の他、本尊の木造十一面観音立像なども国の重要文化財の指定を受けている。大乗寺までのバス便が期待できるほど走っていないので、歩いての訪問となります。
 今回は寄って来ませんでしたけれども、香住駅の北には、その昔、銀の積出港として大いに賑ったという香住港があり、町並を形成している地域があります。

 餘部鉄橋は、香住駅から鳥取県の方に2駅寄った餘部駅にあります。町並み見学の後、新しく付け替えられて鉄筋コンクリート橋の餘部鉄橋も併せて訪問してきました。旧餘部鉄橋の橋脚が解体中です。

「香住鶴」の建物 街道の町並み 大乗寺山門
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