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松山城下の外港 三津

愛媛県松山市三津  伊予鉄道高浜線三津駅から徒歩約10分  2010年1月13日(水)訪問 地図

三津2丁目の町並み 三津の町は、松山市駅から伊予鉄道の高浜線に乗って三津駅で下車すると、駅前の道をほぼ西の方にまっすぐ歩いて10分くらいのところにある。三津1丁目、2丁目、それに隣接する住吉2丁目辺りに比較的古い家屋が散在している。
 今回は、三津駅の次の港山駅で下車して、三津の渡しに乗って、三津地区の北にある三つの渡し場に降り立った。ここからは、海に沿う道の一つ西側の道を、三津1丁目、2丁目と南側に歩きながら町並みを散策することになる。

辻井戸 三津地区は松山城下の外港として開けたところで、瀬戸内の魚介類の集散地としても賑わいをみせていたところです。戦災を受けていないこともあって入り組んだ細い路地に昔ながらのたたずまいの家屋が残っています。切妻平入りの漆喰塗り込めの伝統的な家屋が軒を連ねているところもあります。

 三津2丁目に、店舗の裏に蔵を持った味噌醤油の醸造場が残っています。建物は150年くらい経っていますとご当主が話してくださいました。この他に三津には醤油を作っているお店がまだ何軒か残っています。三津2丁目と住吉2丁目の境の4つ辻に辻井戸というのが残されています。良質な地下水に恵まれた三津の町には、これら「名水」を利用した醸造蔵が発達したということです。


三津1丁目

三津1丁目

三津1丁目

三津2丁目

三津2丁目

遠藤味噌醤油醸造場

住吉2丁目
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