芝居小屋設備: 回り舞台・奈落・義太夫席・囃し席・ぶどう棚・切穴 文化財指定:丸亀市の指定文化財 創建年:文久2年(1862年) |
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所在地 丸亀市本島町泊 '07/12/19訪問 ('13/07/27再訪問) 地図 | ||
JR丸亀駅から徒歩5分の丸亀港から本島汽船35分、泊港より徒歩5分 | ||
文久2年(1862年)に建てられ、平成元年に修復工事がなされた歴史的に貴重な建物。丸亀市の指定文化財。木烏神社の境内の本殿横に建っている。入母屋造り本瓦葺の建物で、間口17.6m奥行8.4mある。建物の正面の板戸を上げて、下部の「ぶちょう」と呼ばれる板戸を前に倒して前に引き出せば舞台となる。千歳座と同じように観覧席を設けない芝居小屋は、岐阜県の皆楽座でも見ることができる。 観覧席は設けられていないので、境内が観覧席になる。舞台の装置として、回り舞台、奈落、ブドウ棚、ちょぼ床などを持った芝居小屋として遜色ないものだそうです。 江戸時代には、庶民が遊芸を楽しむことは良い事ではないとされていたため、納屋という名目で建て、観覧席を設けずに普段は正面を閉ざしておく造りにしたようです。写真にあるように、普段はこの建物の内部を見ることは出来ない。 平成25年7月27日の本島の旅で、内部の様子を見ることが出来たので、写真と文書を追加しました。 |
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