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段駄羅とは
段駄羅は能登の輪島で漆塗り職人の間で受け継がれてきた言葉の遊びでありながら、長い歴史の中で文芸の域まで高められてきた、短詩形文芸です。俳句や川柳のように五七五の形式をもっています。これらと違っているところは、中の七文字(七音)を異なる意味に読み替えて、上の五文字(五音)と下の五文字(五音)にそれぞれつながるように創作するところにあります。 段駄羅の盛衰 能登半島の輪島という土地で育まれてきた段駄羅が明治期も末頃になると、新たな娯楽などの出現もあって次第に薄れてゆきます。さらにはラジオ放送の開始などによって、輪島塗職人が手仕事にふけりながら段駄羅の作句を楽しむ代わりに、ラジオに耳を傾けるような環境にとってかわったことも影響しています。輪島塗を支えていた北前船の衰退も段駄羅の衰退にかかわっているところがあるようです。 |